このブログでは
前十字靭帯断裂・半月板断裂で2度の大手術を経験した私が、半月板損傷後の診断後にスマホで真っ先に検索した『4つのキーワード』をまとめています📝
今回は②半月板損傷時の症状について!

これらの内容は私の実際の体験談と一緒に整理しています。前十字靭帯の怪我を未然に防ぐためにもぜひ参考にしてください!
半月板損損傷とは
半月板損傷
はじめに半月板損傷について詳しく説明していきます。
半月板損傷とは
半月板に何らかの異常が生じた状態の総称。半月板に亀裂が生じたり欠損したりした状態で、スポーツや急激な動きなどで加わる強い衝撃が原因となることが多いです。

半月板損傷の原因には、主に2つのタイプがあります。
原因①スポーツなどの怪我(急性損傷)
比較的10代~30代くらいまでの若い方に多い原因で、半月板断裂・損傷はスポーツ外傷の約15%を占めます。
主に切り返しなど膝を捻る動作が多い、または強い衝撃が膝にかかりやすいスポーツ(バスケットボール・スキー・バレーボール・サッカー・ラグビー・ラクロス・アメリカンフットボールなど)での受傷が目立ちます。
怪我(外傷性)の場合、半月(板)だけが損傷するケースと、前十字靭帯損傷などに合併して起こるケースもあります。

原因②加齢に伴う半月板の変性(慢性損傷)
長い年月をかけて、膝の使い過ぎや加齢による変化で半月板がすり減り、傷んでいくケースです。
40代以降の中高年の方に多く見られ、特に日常生活で膝に負担がかかる動作(階段昇降や正座など)を続けることで、少しずつ進行していきます。
慢性損傷の場合、自覚症状が少ないまま進行し、気づいた時には膝の痛みや引っかかり、腫れなどが現れることもあります。
ます。

半月板断裂
次に半月板断裂について詳しく説明していきます。

半月板断裂とは
半月板に亀裂が入り一部または完全に断裂した状態で、上記の図のように断裂の程度にも様々な種類があり、細かく分類されています。

「半月板断裂」と診断を受けることもありますが、
実は半月板が傷ついたこと全般を損傷と呼んでいるため、断裂は損傷の中に含まれている!ということになります
半月板損傷(断裂)の症状
半月板損傷では以下のような症状が現れます。
①強い痛み
半月板を損傷すると膝の内側や外側に痛みが生じることが多く見られます。特に損傷した半月板がある膝の関節の隙間に痛みを感じることが多いです。


②引っかかり感(ロッキング)や異音
半月板断裂・損傷がひどいケースでは、歩けなくなるほどの強い痛みと共に、断裂した半月板やはがれた骨が挟まることで急に膝が動かなくなる「ロッキング」が起こるケースがあります。

私も、ちょっとした方向転換や日常生活の際に「ゴリッ!」という大きな音とともに動けなくなることが何度もありました💦
痛みがあると動けないし、痛みがなかった場合でもその後は恐怖心で練習に参加できなかったりと精神的なダメージも強く感じていました…。
ロッキングを起こした場合には?
ロッキングを起こした場合は、ゆっくり膝を動かすことで引っかかりが外れることがあります。
この症状が続いたり繰り返したりする場合には、変形性膝関節症への進行リスクもあるため早めに整形外科を受診しMRIなどの精密検査を受けることが重要です。
③腫れ・熱感
半月板の腫れは、損傷による炎症反応で膝関節内に炎症性物質や関節液が溜まることで発生します。腫れは損傷直後に現れることも、数日後に徐々に現れることもあります。軽度の場合は少し腫れる程度ですが、重度になると膝全体が大きく腫れて曲げ伸ばしが困難になり、熱感や赤みを伴うこともあります。

私も半月板の再断裂に気付けず、運動→腫れる→アイシングを毎日繰り返しながらリハビリを進めていました。その間は病院で定期的に水を抜いてもらいながらリハビリを進めていましたが、腫れや痛みが異常に感じたのですぐに担当医に相談し検査を行い、半月板の再断裂が分かりました😢
腫れや熱感を感じた場合には?
腫れや熱感がある場合は炎症を起こしているサインなので、患部を冷やすことで症状が緩和されることがあります。「多少の腫れや熱感は想定内」と医師やトレーナーの判断がある場合には、無理にない範囲で運動を行い終了後すぐに冷やしましょう!
まとめ
ここまで書いた半月板損傷とその症状についてまとめると
半月板損傷とは、半月板に亀裂が生じたり欠損したりした状態。半月板断裂は、損傷の中でも特に亀裂が入り一部または完全に断裂ている状態のこと。スポーツなどでの外傷だけでなく、加齢に伴う半月板の変性も原因のひとつ。
半月板を損傷すると、①強い痛み・②引っかかり感(ロッキング)や異音・③腫れ・熱感などの症状がある。
ということになります!
次の記事では③半月板損傷の治療法についてまとめていきます!
最後まで読んで頂きありがとうございました(^-^)



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